早期満腹感
機能性ディスペプシアの症状には「早期満腹感」「胃痛」「胃もたれ」というのがありますが、ここでは早期満腹感について書いていきたいと思います。
すぐに満腹になる
食事を始めて、まだ小量しか食べてないのに、すぐに満腹感を感じてしまう症状は「早期満腹感」と言います。これは機能性ディスペプシアにおいて良く見られる症状です。
しだいに痩せて来る
少しの量の食事で満腹になってしまうので、しだいに食が細くなり体重が減っていってしまいます。すると体力も落ちていってしまいます。すると仕事や勉強の成績にも悪影響が出る事もありますので、早く食べられるようにすべきです。
検査をしても異常がない
早期満腹感を感じてるので、病院で胃の内視鏡検査を受けても「異常なし」と言われるのが、機能性ディスペプシアの特徴であります。つまり胃にどこも器質的な異常が無いのが、機能性ディスペプシアの診断基準なのです。
原因は自律神経にある
胃そのものには異常が無いのに、なぜ早期満腹感が起きるのでしょうか? それは自律神経に原因があるからです。健康な人は、食事をすると胃の上部が膨らむようになってます。それは自律神経が正常に働いてるからです。しかし機能性ディスペプシアの方の自律神経は正常に働かないので、食事をしても胃の上部が十分に膨らまないのです。だから早期満腹感を感じてしまうのです。